ワイン

丹波ワイン Saperavi 京都産サペラヴィ 2011 
国・地域 日本 京都 丹波
メーカー・ブランド 丹波ワイン
味・タイプ 1 赤ワイン
味・タイプ 2 ミディアムボディ
試飲年 2012年
試飲月 1月
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紹介文
秋に丹波ワインハウスにお邪魔してきたときに買って来た一本です。
こちらは赤のスパークリングワイン。
サペラヴィって聞いたことないなぁと思ったんですが、グルジア原産の葡萄品種だそうです。

セミヨンやタナなんかも栽培されていてびっくりしたんですが、こういう他ではあまり見かけない葡萄もきっと他にもたくさんあるんでしょうね。
こちらは2000本限定醸造の表示があります。

ラベルは和紙風の紙に、和柄で流水紋とぶどうのイラストをあしらった六角形のイラストが。
全体的に和モダン、という感じのラベルです。

中身は赤色がびっくりするくらい濃く、写真には納められませんでしたが泡まできれいなチェリーピンクに染まっていました。
香りはカシスっぽい香り、少し草の香りと全体的にはさわやかな感じです。

赤のスパークリングワインはオーストラリアのものをたまに見つけたら飲んだりするのですが、それにくらべて全体的にすっきりというか、上品と言うか、さっぱりというか、そういう感じです。
色の割には渋みは少な目で、意外に酸味がしっかり効いています。

おせちと一緒にいただいたのですが、ワインには合わないとされる数の子が意外にいい感じなのにびっくり。
全体的に甘辛の醤油系、と言った感じの味わいに合わせやすい一本でした。

2013.1.1

更新日時 2013/04/07/14:47:16

Cuvee de Duat Blanc Sec キュベドデュア 白
国・地域 フランス
味・タイプ 1 白辛口
試飲年 2012年
試飲月 12月
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紹介文
まとめ買いをしたワインも、白ワインはラスト一本となりました。
フランスのテーブルワイン(といういい方も最近はしないんでしょうか)の白辛口。

輸入元はリカー・マウンテンです。

ボトルのタイプから、ソーヴィニヨンブランとかのさっぱりタイプかな……とアタリをつけ、グラスに注ぐと意外に濃い色……?
と思ったら、しっかりさっぱりタイプのワインでした。
最近ほとんどお目にかかっていなかった「青りんご」を思わせるタイプのワインです。

かなり酸味が強く、後味もさっぱり。
香りは弱めで、なんとなくサワードリンクを飲んでいるような気分にさえなってきます。

クリスマスの名残のフライドチキンとかがあったので、ちょうどよかったのですが、しっとりした味わいの物を用意していたらちょっとがっかりだったかも知れません。
とりあえず、この時期に飲むにはちょっと寒いですね。
夏の午後とかに頂きたい感じ。

アルコール分は11.5%です。

2012.12.26

更新日時 2013/04/07/14:46:06

Pavillon Rouge du Chateau Margaux 1997 パヴィヨン・ルージュ・ド・シャトー・マルゴー
国・地域 フランス ボルドー
メーカー・ブランド シャトー・マルゴー
味・タイプ 1 赤ワイン
味・タイプ 2 フルボディ
試飲年 2012年
試飲月 12月
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紹介文
97年のパヴィヨン。
この前のリッジを飲みながら(それ以前にもなんとなく漠然と思ってはいましたが)さすがにそろそろ飲んだ方がいいんじゃないかな〜と感じていたので、このクリスマスに飲むことにしました。
ワインの資格を取ってまもなくの頃、なんとなく「グランヴァン」というものを飲む機会をもっと作った方がいいんじゃないかとか考えてみたり、ワインセラーが(当時は)あったのですが、中に入れるのがカジュアルワインばかりじゃあんまりだよな、とか考えてみたり、……ということで、確かこの時期に出回っていたのを予約販売で買った覚えがあります。
失楽園のちょっと後くらいで、マルゴーばやりだったのが懐かしいですね。

さてこちら、中身はかなりオレンジに近くなっていて、注いだ瞬間には、あ、もしかしてダメかも……と思いました。
(しかもまたコルク折った。このクラス&年代のワインは、栓も長く、柔らかくなっているので、気をつけないとだめですね)
しかし、そもそも熟成ぎりぎりが好きな私。
アルコール分はもとより、熟成香とエキスのぎゅっとしたボリュームが強く感じられます。

ただ、ちょっとやっぱり遅かった(というか、この3年セラーには入ってなくて夏を越したので、やっぱり少し進んでしまったんでしょうね)ような気はします。
香りはプルーンとかカシスジャムとか、そういう感じの香りに、少し枯れ木とか腐葉土の香り。土っぽい香りが熟すとこうなるのかな〜とつたない知識ながらに感じられるような香りです。
やっぱりこのクラスはワインの分かる方に一緒に飲んでいただきたいなと思ったり。

余韻はゆ〜〜っくりゆるやかに続いています。
この前のリッジと比べると(本来比べるべきではないものかも知れませんが、勉強と言う言う意味で)あちらがどんどん「開いていく」感じがあった一方、こっちはどんどん「逃げていく」ような香りの気がします。

この前のリッジの反省から、今回は牛ステーキを合わせてみました。
にんにくと醤油のステーキ醤油を使って、赤ワインももちろん焼く時に加えて。
おいしく頂きました。

2012.12.25

更新日時 2013/04/07/14:44:46

Domaine Sainte Barbe Rivesaltes Rouge 1951 ドメーヌ・サントバルブ リブサルト 赤
国・地域 フランス リブサルト
メーカー・ブランド ドメーヌ・サントバルブ
味・タイプ 1 赤ワイン
味・タイプ 2 甘口
試飲年 2012年
試飲月 12月
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紹介文
さて、忘年会ワインの最後の一本は、赤のリブサルトでした。
赤が二本あるよ〜と言われていたのですが、ぱっと見るとリブサルト。
一時期、ミュスカのリブサルトにはまってまとめ買いとかしたこともある、結構好きなお酒なので、赤にまずはびっくり、とりあえず最初に見た時はリッジと一緒に出てきたので
「こっちの方がお値段はお手頃なんですが、甘口なので後に回します」
と了承を得てから、リッジを飲んだ後、一息おいてから開けました。

最初に見た時には気付かなかったんですが、なんとヴィンテージが1951!
飲みながら気づき、うわっと思いましたが、なんせこの手の古酒でここまで古いものを飲んだことがありません。
ただ、香りも芳醇だし、イヤな要素がまったくなかったので、こちらもコンディションよく熟成した、ということなのだと思います。

色はかなり琥珀色に近づいていて「赤ワイン」というにはちょっと薄いかな、という色合いになっていました。
味わいは……知っているお酒の中で一番近いのはやっぱりバニュルスになるのでしょうが……難しいな。
ただ、私はリブサルトというのは香りがやわらかで、全体的にこなれた印象のお酒、というイメージを持っていて、それの延長上にあるのは間違いありませんでした。

カナダのアイスワインとか、梅酒の古酒に時々妙にあらあらしいのがありますが、ちょうどあれの反対というか。
エキス分もたっぷりだし、しっかり甘いし、アルコール度ももちろん高いんですが、どこかする〜〜〜と滑らかな感じなんです。

もう1951年は販売されていないみたいで、見つけたのが1962年でした。
シャトー・サントバルブ リヴサルトルージュ・リコルク1962年


こちらも一期一会のお酒でした。

2012.12.13

更新日時 2013/04/07/14:43:05

Ridge California Monte Bello 1997 リッジ カリフォルニア モンテベロ
国・地域 アメリカ カリフォルニア
メーカー・ブランド リッジ
味・タイプ 1 赤ワイン
味・タイプ 2 フルボディ
試飲年 2012年
試飲月 12月
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紹介文
さて、忘年会ワイン3本目はカリフォルニアの赤。
そしてこの忘年会のメインのワインです。

2万を超える高いワインを持っていくけど飲むか、とだけ言われていたので、何が来るか、ドキドキ。
そして最初に渡されたのは、RIDGEのパンフレットでした。
名前だけは知っていましたが、ほとんど予備知識なし。
そのパンフレットにワイン対決の文字を見て「あー!」と。
http://www.ridgewine.jp/winery.html

正直、カリフォルニアのグランヴァンは飲むのは初めて。
(正確にはオーパスワンを現地で飲んでますが、熟成されたものではなかった)
私のワイン人生の中でカリフォルニアワインは「行ったことがあるのをいいことに、なんとなくうやむやにしてきたワイン」という位置づけでした。
と言っても、目の前にあるワインに怖気づいていても仕方ありません。

今回ワインのサーヴは任されていたので、温度にも気をつけ、みんなに配り……ようやく自分の席に戻って、自分の分を……
おいしい! と素直に思いました。持ってきてくださった方の自宅保管のワインで、「大丈夫かな」と心配しておられたので、私もそれだけが心配で、正直祈るような気持ちで開けたのですが、しっかりいい感じに熟成していて、というかまさに飲み頃。
今回持ってきていただく気持ちになったのは、天啓でもあったのだろうかというくらい、ベストなコンディションでした。

色合いはややガーネットに偏り始めていましたがまだまだ余力のある感じでしたし、何しろ立ち上ってくる香りの品があり、ややバニラなどを感じさせる華やかな香りと、実際に飲んでみて感じるタンニンのこなれた感じがどうにもバランスが良くて、全体的に「山の手育ちの令嬢」とでも言うくらいの繊細な感じが……
(あまりこういう比喩は好きではないんですが、品、というものをどう表現していいのか分からないので)

差し入れてくださった方に「これは価値があるか」と確認されまして、もちろんです、と断言しました。

残念だったのは、引き続き料理とのマリアージュがイマイチだったこと。
鴨鍋があったのですが、鍋だと鴨のジューシー感がどうしても味わえなくて、味付けも醤油とだしになってしまうので、それが残念でした。でも何と合わせるかと言われれば悩むところですね。
いい感じに熟成した、ちょっとお高めのホワイトチェダーぐらいがいいかな〜
(下手な肴は邪魔をしそうな、本当にバランスのいいワインでした)

今となっては、このワインはもう、お金を出しても買えないワインになっているようです。
http://item.rakuten.co.jp/k-wine/ml_1478-17/
カリフォルニアの底力、と簡単に口に出してきたそれを、まざまざと見せつけられた気分になった一本でした。

そうそう、洞爺湖サミットで使われたようです。記事を貼っておきます。
http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/drink/wnews/20080710gr03.htm

2012.12.13

更新日時 2013/04/07/14:41:50

Antoine Chatlet Chablis Black 2009 アントワーヌ・シャトレ シャブリ ブラック
国・地域 フランス ブルゴーニュ シャブリ
メーカー・ブランド アントワーヌ・シャトレ
味・タイプ 1 白ワイン
試飲年 2012年
試飲月 12月
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紹介文
引き続き忘年会のワインのご紹介です。
白が二本ということでしたが、一本が泡。そしてもう一本がこちらでした。

シャブリです。くさってもシャブリ、知名度はあるだろ〜〜と思ったんですが、わが社はワインラバーは少なくて、シャブリと聞いて「あぁ」という人はほんのわずかでした(涙
それにしても、私自身もシャブリを呑むのは久しぶり。この記事を書くに当たり、ネットで価格とか調べたら、今はかなり廉価になって来ているんですね。
為替のこととかも関係しているんでしょうが……しまった、席上で、ちょっと高めに言っちゃった……
一応私もお世話になったことのある楽天のショップさんを貼っておきます。
シャブリ 2010年 アントワーヌ・シャトレ社 AOCシャブリ (フランス・白ワイン)


ビンテージは2009で、今出回っているのは2010が大半のようですね。
シャブリというとミネラルと一つ覚えしているんですが、これはどちらかというとフルーティな感じに思いました。
でもしっかりさっぱりした味わいは健在。
飲んだ後にちょっとふわっと香りが優しくなるというかそういう感じの味わいでした。

その日の料理の中心は鍋だったので、ちょっと合わせづらかったかな。
同じ家庭の味っぽい料理でも、魚のフライとかだと、すごく良かったかも(サーモンとかアジとか)……どうでしょうね? 揚げたてにギュッとレモンを絞ったやつとか。
実はこの白が終わって、赤も終わった後くらいに、鶏のから揚げが出てきました。惜しい!

2012.12.13

更新日時 2013/04/07/14:40:43

Rene Lafrance Chardonnay Brut ルネ・ラフランス シャルドネ ブリュットNV
国・地域 フランス
メーカー・ブランド ルネ・ラフランシス
味・タイプ 1 スパークリングワイン
試飲年 2012年
試飲月 12月
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紹介文
先日職場で有志の忘年会があり、参加してきました。
そちらに差し入れのワインがあり、その中の一本です。

本命のワインがこの後にずらっと控えており、こちらのスパークリングは一応持ってきた、みたいなかんじだったのかな……?
忘年会、という席上、中身の写真はありませんが、一応ラベルだけはiPhoneでしっかりと撮影してきました。

出たワインが泡1本、シャブリ、カリフォルニアの赤、甘口赤、という4本で、実はこのワイン達、何が来るか全くわからずに当日を迎えたんです。
白が二本あるよ〜ということで出されたら、こちらとシャブリ。ということで、まずはこちらから開けました。

フランスの廉価なヴァンムスーで、ネットで価格とかを調べても、普通にカジュアルなワインですね。
Brutの表示はありますが、そんなにボキボキした辛さもなく、硬くもなく、やわらかな、飲みやすいワインでした。
一応他のブログさんの記事も紹介しておきます。

シャルマー方式、ということですが、シャルドネの味わいがいい感じで柔らかく出ていて、他のメンバーも「飲みやすい」という感想が圧倒的でした。

2012.12.13

更新日時 2013/04/07/14:39:07

Real Lavrador Vinho Regional Alentejano 2010 レアル・ラブラドール 白
国・地域 ポルトガル Alentejano
メーカー・ブランド レアル・ラブラドール
味・タイプ 1 白ワイン
試飲年 2012年
試飲月 12月
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紹介文
セット買いしたワインの白のラスト一本です。
ポルトガルのAlentejano地方の白ワイン。
裏ラベルに名前の由来と(かつてこの地方の王のあだ名だったそうです)ぶどう品種(ロウペイロとラボ・デ・オヴェーリアとのこと。どちらも初耳の名前の気がします。シノニムだったら分からないけれど)が書いてあり、輸入元はリカーマウンテン。
ヴィンテージも一応裏ラベルにそれらしいことが書いてあるので、一応2010にしてます。

夕食にキッシュを作ったので、それに合いそうな……と思ったらちょうどこれが残っていた次第。

年明けには次のワイン買わなきゃ(笑)

中身は少し濃いめのイエローです。結構しっかり目の色合い。
ポルトガルのワインって、先入観だと思いますが(ヴィニョベルデとかのイメージが強いのかも)なんとなく軽い気がしてたんですが、考えてみれば南の方なので、そこそこしっかりしたものが作られていても当たり前ですよね。

こちらは香りの印象は、パイナップルとかアプリコット。
かなりフルーティな香りがぎっしり詰まった感じです。
裏ラベルに8〜10℃で、と書いてあるんですが、そこまで冷やしても多分十分香るだろうなというくらい、ボリュームがある香りです。
味わいは、ちょっとだけミネラルも感じますが、中心は果実感。
その後ちょっとフローラルな香りも感じられて、多分カジュアルワインなのでは? と思うのですが、おもしろいくらい味わいが変化するワインで、ちょっと得した気分でした。

アルコール分は12.5%です。

2012.12.10

更新日時 2012/12/17/18:01:45

丹波ワイン ハウスワイン ロゼ
国・地域 日本 京都 丹波
メーカー・ブランド 丹波ワイン
味・タイプ 1 ロゼワイン
試飲年 2012年
試飲月 12月
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紹介文
この秋、丹波ワインハウスを訪ねてきました。
その際に購入してきたハウスワイン。
ワイナリー限定の文字入りです。
先日、白をご紹介したのですが、本日はロゼです。

白のラベルはデカンタのイラストでしたが、今回のロゼはコルク栓をする道具の数々のイラストです。
この辺りになると、絵を見ただけではどこをどうやって使うものかさっぱりわかりませんが、雰囲気だけは伝わってきます。
こちらも360mlのハーフボトルです。
中身がきれいに見える透明瓶。

中身はキラキラした濃いめのサーモンピンクです。
口に含んだ瞬間、ちょっと独特の香りが漂います。
何の香りなんだろう? 少しスパイシーなような、一瞬「柿」と思ったりしたのですがちょっと違うような、少しだけ苦みを伴うような、そんな感じの香り。

それからほんの少しの甘味、酸味が少な目で、香りと少しの渋みが口の中に長く残ります。
さっぱりの甘口が好きな方にはえ? って感じかもですが、料理に合わせるにはこういうのがいいかな……

ロゼダンジュが一番近い印象でしたが、どうなんでしょ。
このハウスワインのシリーズは、使ってあるぶどうとかの情報が全然ないので、逆に不安になりますね(笑)

見た目のかわいらしさと裏腹に、結構骨太なロゼでした。

2012.12.9

更新日時 2012/12/17/18:00:25

Indomita Varietal Sauvignon Blanc 2011 インドミタ ソーヴィニヨン・ブラン
国・地域 チリ セントラル・バレー
メーカー・ブランド インドミタ
味・タイプ 1 ソーヴィニヨン・ブラン
試飲年 2012年
試飲月 12月
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紹介文
ワインセットで購入したうちの一本、チリのソーヴィニヨン・ブランです。輸入元はリカーマウンテン。

ラベルはちょっと古代っぽい? 感じの模様が描かれています。
分かりにくいかも知れませんが、ちょっと赤銅色というか、茶色の強い金色のような、そういう感じの金泥っぽい色で描かれているので、ちょっと高級感。
右下にはセントラルバレーと書いてあります。

香りは最初は梨や堅めの桃といった、フルーツの香りが漂いますが、口に含むと後半ふわっと華やかな香りに、きりっとした酸味が加わって、飲みやすいワインです。

色合いは薄めの麦わら色で、青みはほとんど感じません。
香りも堅めの黄桃という感じの香りがしますが、色もそういう色合いですね。
黄色に少しだけ濃いニュアンスを加えた感じです。

枝豆の醤油バター炒めと頂きました。
カジュアルなおつまみですが、ワインも気軽な感じなので、ばっちりでした。
アルコール分は12度です。

2012.12.8

更新日時 2012/12/17/17:59:27


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