【2007.2.23 オーストラリア生活6 〜メルボルンワイナリーめぐり】
そして留学生活も残り二週間程度になった頃、日本から来た夫と一緒に、メルボルンへと旅行した。シドニーからなので一泊二日。 旅程は例によって、旅行記の方に詳しく書いているので、ここではワイナリーの中の印象深かったことなど、書いてみたいと思う。 まず一つはっきりと言えるのは、ヤラバレーのワイナリーは、どこもとても風光明媚&すばらしい建物だった。どこも「現代美術館」と言っても信じるほどの、洗練されたワイナリーで、圧倒されてしまった。(行ったところがたまたまそうだったのかも知れないが) 帰りにチーズファクトリーにも一軒寄ったのだが、そこがまた、なんともそれまでのワイナリーと違い、農家を改築してお店にしました、といった風なところで、その落差が面白かった。 その中でも、それまで体験したことのなかった「ワインティスティング」が「ドメーヌシャンドン」のティスティングだった。 広いレストランのようなところで、「着席式」でティスティングをするのである。まず席に着くと、つまみ(なんと言えばいいんだ? パンとチーズの盛合せである)が出され、一人二種類ずつ、ティスティングしたいワインをウェイターが聞いて行くのである。 机の上には、ティスティングワインのメニューボードとメーカーズノートが置いてあり、それを見てティスティングしたいワインを選ぶようになっていた。(私たちのツアーは、2種類を選ぶようになっていたのだが、フリーで行った人は、多分全種類コースとか、一種類だといくら、と選べたのではないかと思う) シャンドンの名前は伊達じゃない、としみじみと思った。それともあれはシャンパーニュ方式なんだろうか。今でもなぞのままである。
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