【2007.1.23 アメリカ周遊の旅 9】
ニューヨークでは、オプショナルツアーを申し込んで、ワイナリーにも出かけた。アウトレットモールとセットになっているツアーで、アウトレットモールはウッドベリーコモンという所。ワイナリーはブラザーフッド。現存しているワイナリーではUSA最古とのことだった。 カリフォルニアのワインは、基本的にはフランスというか、伝統的ワイナリーという感じがあったのだけれど、ここのワイナリーには赤ワインと白ワインを混ぜたもの(ちゃんと商品として作られている)があったり、あるいはワイナリー自体もだけれど、付随して行ったアウトレットのほうで、キッチン用品のお店の中に、莫大なワイン道具コーナー(道具に限らず、ぶどうやワインモチーフの雑貨の数々まで集めてあった)があったりと、日本との根本的文化の違いを感じるツアーだった。 ブラザーフッドでは、ワイナリーが火事になった時の話など、さすが最古というだけの歴史的話を聞くと共に、上記のようなかなり変わったワインを造っていたりして、なんというかおおらかさを感じた。 スパークリングワインのティスティングをした時に、何の品種かと聞いたら「I don't know」と答えられてしまって、それも印象深い。 もし、日本のワイナリーでそう聞かれて答えられなかったら、おそらく従業員は恥じ入って、とりあえず調べたり誰かに聞いたりすると思うのだけれど、そんな気配はなかったところを見ると、むしろ逆に「そんなの知ってどうするの?」という雰囲気だったのではないかと思う。 最後の大型買物になるだろうということで、アウトレットでは結構ワイン関係のグッズを買ってしまったため、かなりの荷物になった。けれどそれらの大半は、今でも実際に我が家で活躍している。
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