【2007.1.20 アメリカ周遊の旅 8】
ワシントンから北はニューヨークまで、グレイハウンドでの移動。駆け足でフィラデルフィア、アトランティックシティ、ボルチモアを回った。これらの町に関して言えば、お酒にしても、食事にしても、特にこれ、ということはなかったように思う。 あえて一つ言うならば、ボルチモアのビアレストランで、パスポートを持っていなかったせいでビールを出してもらえなかったことくらいだろうか。30を過ぎてもまだ、未成年かも知れないと思われたことは、ある意味屈辱だったけれど、食事をしていると、奥から警官が出てきたので、パスポートを持っていなかった私が悪い、ということなのだろう。(彼らも危ない橋は渡らないに越したことはないのだろうし) USAはとにかく公の場での年齢制限が厳しく、とくに日本人(を初めとした東洋人)は、若く見られがちのようだ。以前にも西海岸で販売拒否にあったのだが(当時はまだ27くらいだった)、あらためてそのことを実感した出来事だった。 NYは、かねてから行きたいと思っていた町の一つであり、グレイハウンドでの旅の終着点ということもあり、着いたときにはくたくただった。 NYではB&Bのような個人の部屋をお借りするところに宿を取った。中心部にも程近く、お値段も安くて、かなり快適に過ごすことが出来た。 また、朝食付き(というか、冷蔵庫に入っているのでご自由に、という感じだった)のだが、その朝食にはベーグルなどが用意されていて、さすがニューヨーク、という気分を満喫できた。 先だって書いたデリショップも、かなりあちこちにある。品質および価格では、ワシントンのスーパーにはとても及ぶものではなかったが(というより、ワシントンが恵まれすぎていたのだと思う)、東洋系の人がやっているショップなどは日本人もかなり訪れていて、味もなんとなくほっとするような感じだった。
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