【2007.1.13 アメリカ周遊の旅 6】
西海岸を回った後、旅程としては、一旦オーランドまで南下し、メキシコカンクンを経て、再びフロリダマイアミへ。 この辺りというのは、気候的にワインはまったく造られていない。結果として途中で飲んだのは殆どがビール、そしてメキシコでのテキーラだった。 とはいえ、テキーラはアルコール度も高いし、あまり普段飲みの習慣がないので、メキシコでも一回飲んだだけだった。 カンクンのホテル近くの「メキシコ料理とテキーラの専門店」という所で夕食を取った際に頂いた。最初はオススメで一杯(ショットグラス)1500円位のを勧められたのだが、さすがにそれは断って、一杯600円くらいのものを頂いた。 あまり知らなかったのだが、あちらではテキーラを一杯頼むと、塩とライムとサングリータというチェイサーが付いてくる。ライムは日本で言えばレモンの感覚で、何にでもついてくるのが印象的だった。 サングリータはスパイシーなトマトジュースという感じ。これがニンニクも利いていて結構美味しい。日本だと、トマトジュースにウスターソースを混ぜた感じだろうか。 テキーラ自体は他にあまり飲んだことがないので、味は正直ほとんど覚えていない。ただ、まるでおままごとセットのように塩と櫛ライムとサングリータが一緒に出てくるのは、それはそれで「面白いなぁ」としみじみと思った。 また、メキシコではビールをよく飲んだ。 日本ではメキシカンビールと言えばコロナで、ライムが刺してあるが、あのスタイルはコロナに限らず、また一方でコロナを頼んでもライムが付いてこないこともあったのが面白かった。 お土産には、上記のテキーラのグラスと小皿と塩入れのセット、そして結構年代物のテキーラのミニチュア瓶を買って帰っている。これをいつ開けようか、今でも時々眺めてにやにやしている。
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