【2007.1.9 アメリカ周遊の旅 5】
さてナパバレーから帰った翌日はもう、ロサンゼルスからサンフランシスコへと移動。サンフランシスコでは念願のフィッシャーマンズワーフでカニを食べ、翌日。サクラメントとソノマ日帰りの旅へと出発した。 ガイドさんとセダンを一台借りての日帰り。まずは一路サクラメントへ。サクラメントでは慌しくハードロックカフェに行って、すぐに出発。最初に寄ったのは、カリフォルニア最古のワイナリー、ブエナビスタ。シャトーセントジーン。最後にサンフランシスコまで帰ってきて、時間がやや余ったのでロンバードストリートにも立ち寄った(これはワイナリーではない)。 中で記憶に鮮明に残っているのは、シャトーセントジーンである。ガイドさんいわく、「ゴルフ場にでもしたいような」広々とした空間。やや山が迫ってきていて、オーパスワンの「見渡す限りブドウ畑」というのとはまた違った空気を醸し出していた。 大体が言えることだと思うのだけれど「ワイナリー」というのは、独特の文化を持っているものだな、とそう言う風に感じる。ブドウやワインの生育環境がそう言うところを好む部分もあるのかもしれないが、基本的に広々としていて、日本ではあまり感じることのない、独特の空気がある。それに加えて「ワイン文化」とでも言うべきものがワインにはくっついていて、ワイナリー独特の雰囲気を作るんだろうと、そんなことを感じたツアーだった。 また、日本にいるとまずはお目にかかれないような、珍しいブドウ品種を使ったワインも、ワイナリーに行ってこそ飲めるもので、カリフォルニアでもエメラルドリースリングなど、名前しか知らなかったワインを飲むことが出来た。 大手のワイナリーでも、かなりの数のワインを作っていて、日本に入ってくるのはその中でメジャーな数種類だけ、ということを知ることが出来たのも、この旅の収穫だった。
Essay Topへ