【2006.12.25 アメリカ周遊の旅 3】
その次に訪れたワイナリーは、カリフォルニアの銘醸地、ナパバレーだった。ここにはロサンゼルスから一泊二日のツアーに参加して、ワイナリーめぐりを楽しんだ。 宿泊は、ナパの街中の小さなブティックホテルだった。 ツアーと言う形にはなっていたのだが、参加者は私たち夫婦と、もう一組、年配の夫婦の計四名で、行く先のワイナリーも決まっているわけではなく、メンバーで決めることが出来た。 当初は「ツアー」と言うものに不安がないわけではなかったが、すでに日本ではワインブームは去ろうとしていた頃であり、また逆にご一緒したお二人は現地で生活していたワイン好きのお二人で、かなり充実した時間を過ごすことが出来た。 ガイドさんは、特にワインに詳しいと言う人ではなく、それでもあれこれ気遣ってもらえて、結局初日は3ヶ所のワイナリーを回った。その中で、もっとも印象的だったのがオーパスワンのワイナリーであった。 ギリシャ神殿かローマ神殿か、と言った風な石造りの建物。目の前に広がるブドウ畑。天候もちょうど良く、一杯25$のワイン(ティスティング)をいただいて前庭に出ると、天国もかくや、という感じだった。 後から、二階(というか屋上)にも上がれたことを聞いた。いつか、あの二階にも上がってみたいといまだに思い続けている。 美味しくワインをいただいて、気持ちよく外に出るとオリーブの木陰。何度でも行きたいと思えるワイナリーだった。 オーパスワン以外には「ヘスコレクション」と「モンダビ」へと訪れた。ナパのワイナリーと言っても、本当にさまざまな系統があって、それぞれに面白いワイナリーめぐりとなった。
Essay Topへ