【2006.12.22 アメリカ周遊の旅 2】
アメリカの旅は西海岸から始まった。ロサンゼルスをスタートして、まずは東、ラスベガス。南のティファナとサンディエゴへ。一旦戻ってから今度はサンフランシスコへと。 北米では圧倒的にカリフォルニアワインが有名だが、この時に回った地区もいわゆるカリフォルニア。ロサンゼルスはかなり大きな都市だけれど、実は一ヶ所だけワイナリーがある。 それがサンアントニオのワイナリーだった。 ラスベガスを朝出て、そのままロサンゼルスに到着した足で、空港送迎を兼ねて、セダンチャーターをお願いしてあった。 「ワイナリー? あるんですか?」とガイドさんに聞かれた私は、あらかじめ調べておいたサンアントニオの資料を渡す。 「あぁ、この辺り……」と車を運転しつつ、ワイナリーへ向かうガイドさん。「うわ、ほんとにある」と言われて到着したのは、まだワイナリーの開園前の前だった。 「聞いてみましょうか」と言ってもらえて、時間前には開けてもらい、中へ。アメリカのワイナリー見学の第一号だった。 中で目を引いたのは、数多くのステンレスタンク。それからブライダルサロンのようなショップ。(詳しい写真などは、旅行記に欄外からリンクしていますので、そちらからどうぞ) 多くのワイナリーでは「ツアー」と言って、ガイド(ワイナリーの人)と共に、ぐるっと中を見て回るのがあるのだが、ここではないらしく、自由にどうぞ、とのことだった。 並んでいるステンレスタンクには、それぞれの中身が書いてあり、それを見るだけでもドキドキして、あっというまに時間が経ってしまう。初めてのワイナリーの経験がこれ、というのは今思うと少し情けない。 中でも教会で使うというワインを、せっかく「飲みませんか」と言ってもらったのに、しり込みしてしまって飲まなかったのは今でも後悔している出来事だった。
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